ガスエネルギー業界の変化に「創造性」をもって対応していく

当社は、千葉県市川市で昭和34年に都市ガス用のガスメーターの製造・修理事業をスタートさせました。60年以上にわたり都市ガス用膜式ガスメーターに特化して製造し、首都圏のガス会社様を中心に納品してまいりました。


「お客様第一主義」
「安心」されるモノづくり、
「信頼」される企業であること
それが「タケナカ」の財産

現在、都市ガス用のガスメーターは、全国で約3,000万台設置されています。年間では、約330万台が製造されており、その中の約50万台を当社で製造しています。

これは、「正確な計量」・「安定稼働」・「確実な遮断」をするガスメーターを地道に納入し続けて、お客様から評価をいただき、「信頼」を得てきた証だと思っています。これは「タケナカ」にとっては最も大切な財産です。今後もこの大切な財産を守り、より「お客様第一主義」でお客様に正面から向き合い、さらに価値を高めていくことが一つの使命だと考えております。

求められる新たな付加価値の創造と提供

ガスエネルギー業界の大きな変化の中で「タケナカ」が目指していくのは、当社にしかない付加価値や産業財産なども視野に入れ、これまでの財産から何かを「創造」していくということに変わりつつあります。働く社員一人ひとりが本来持っているポテンシャルを発揮して、機能性・デザイン性の向上やコスト削減・生産の効率化など従来とは異なる新たな付加価値の提供により都市ガス用メーターのさらなる進化を探求していきます。

協調すること、日々成長すること…それがよい製品づくりに繋がる

「タケナカ」の社員は本当に仲がいいです。
私は、「企業理念」でも示していますが、会社で仕事を通じ、お互いを理解し合いながら協調することの大切さを学び、明るく思いやりのある社員を育てることが大切だと考えています。社員が働くことで人として成長し、また、喜びと幸せを感じる。それが家族、地域、社会に波及していく、その基盤に「タケナカ」はなりたいと考えています。
そして、このような良い人間関係づくり・会社づくりが良い製品づくりにも繋がっていく、そう強く思っています。

代表取締役社長 住友 大祐

ここから、
新たな一歩を
踏み出していきます。

社員は毎日 8 時間働きますが、竹中製作所で過ごすこの時間は人間形成に大きな影響を与えると考えています。だからこそ、単に指示された仕事をこなすだけではなく、躍動感をもって仕事に取り組んでほしいと思っています。仲間たちと協力しあいながらともに達成感を感じてほしいと願っています。仕事を通して、人間本来の豊かさや喜びを感じてほしいのです。
そのために私はよりどころとして企業理念を設定し、社員に裁量権を委ね、自分自身で考え行動してもらう施策に取り組んできました。自分の思ったことを自由に発言しながら働ける風土づくりを進めてきました。また、人格を重視した人材登用もこうした考えに基づいたものです。仕事の技量やスキルではなく、明るく、仲間やお客様のことを思いやり、人として正しく行動できることこそが何より大切だからです。
結果として、こうした人材づくり、風土づくりが、競争に打ち勝つ強い組織を生み出します。お互いが理解しあいながら協調し切磋琢磨する組織はとても魅力的で、お客様も「ここに任せれば何とかしてくれる」と評価し信頼してくださいます。
私が社長に就任して以来、確実に会社は変わりつつあると感じています。以前と比べれば、社員は闊達な風土の中で生き生きと仕事に取り組んでいます。しかし、まだ新たなものは何も生まれてはいません。今までが脆弱で、ようやく健康になったというところです。屈強な組織体になるのは、これからです。新たな価値を生み出し成果を出すのは、まさにこれからなのです。2019年8月に設立60周年を超えた今このときから、生き 生きと働く社員とともに、新たな一歩を踏み出していきたいと思います。